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活動報告

2005/6/7  市立幼稚園を半減、市立保育園を10数園民営化

 6日に開かれた、市議会民生福祉委員会で、福山市は、今後10年かけ、市内の保育園を民営化、投廃合し、市立幼稚園を半減させる計画を明らかにしました。
7日付けの新聞各社がいっせいに報道し、関係者に波紋を広げています。
概要を報告します。

 民生福祉委員会の報告では、「今後の保育所運営と、再整備について」として、現在の公立保育園の半数以上が、70年代に開設され、職員の年齢構成に大きな隔たりがある、としています。
 そして、今後10年間で、現在の保育士の約4割が退職し、技術員は約6割が退職、施設も老朽化しており、さらに国が、三位一体改革の一環として公立保育園の運営費を一般財源化したために財政運営が厳しい、としています。
 そのため、今後10年かけて、10〜15所程度の公立保育園を、民営化する、と報告しています。
 また、幼稚園については、園児が減少しているため、現在36園ある、幼稚園を半数程度減らす、としています。
 保育園と幼稚園を統合する、「幼保一元化」も視野に入れた、動きも見せています。
 公立保育園の民営化を行う事により、市の保育水準の後退が懸念されます。
民生福祉委員会での質疑の概要をお知らせします。

(土屋とものり 質疑):公立保育園の役割について、現在の公立保育園の保育水準を、どのように考えているのか?

(答弁):他市と比べても頑張っていると考えている

(土屋とものり 質疑):民間移管、つまり、民営化すると、保育水準が下がり、子どもへの悪影響が出る事が懸念されるが、その影響についてどのように認識しているのか?

(答弁):それぞれの法人の持つ役割を生かしていくので、保育水準の低下は、ない

(土屋とものり 質疑):これまで、本市が保育水準を保ててきた制度的な保障はなにか。それは、専門職としての雇用の保証により、水準を維持する事が出来たと、考えられる。
保育士は専門職なので、民間移管により、専門性を持った保育士の雇用保障がなくなることが、懸念される。
 経験の浅い、保育士が、雇用の保障もなく、すぐに辞めていくようでは、専門性が身に付かないし、役割を発揮できない。
保育士とは、マニュアルがある仕事でないので、何年も現場で苦労しながら、切磋琢磨して、保育水準を高めてきている。
つまり、雇用の長期安定保障がなければ、専門性は発揮できない。
公立保育園は、自治体の保育の質を保つために、大きな役割を果たしている。それは公立は、安定的に身分が保証されているから、保育水準の確保が出来ているためで、市としては、この事をどう認識しているのか?

(答弁):経験が長ければ、その分、保育の質は向上し、安心につながる。

(土屋とものり 質疑):いま、日本社会は、「終身雇用制」が大きく崩れ、契約社員や、短期雇用が増えている中で、公立保育園を民間移管して、保育士の専門性が、十分確保されると、言い切れますか?

(答弁):・・・(答弁なし)

(土屋とものり 質疑):公立保育園の民間移管は、雇用や、子ども達への保育水準の質の確保の問題など、様々な影響を及ぼす事が懸念されるので、本会議や、引き続く委員会などで、引き続き、質疑し、論議をしていきます。

(答弁):職員の年齢構成を含め、総合的に考える必要がある。ここ10年で、退職される人も含めて、総合的に考えていく。
保育の質は、経験があると言う事は、その通りですが、民間移管と、保育の質の問題は、問題が違う。
(保健福祉局長)
 サービスが低下するのではないかと言う、答弁がなかったので、質問に答える。福山市は、全国でも、有数の高い水準の保育を行ってきた。市としては、保護者との信頼はあり、サービスの低下をさせないという事で、法人移管させる。


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