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活動報告

2005/6/30 「風が吹くと黒い物が降る」「洗濯物が汚れる」「車がよごれる…」―ばいじん被害をなくせ!

 市内の住民から、「窓を開けると床がざらつく」「雨が降ると、白い車が黒くなる」「風が強い日は洗濯物や、家の壁、窓のサッシが黒くなる」という声が、たくさん寄せられています。
 神辺町から新涯町の職場に通っている人は「福山に来ると、空気が悪くて、息苦しく、声が出にくくなる」と話し、水呑町の住民は、「近くに大型道路もないのに、部屋がすすっぽく汚れる。子どもが喘息になった」と話しています。
降下ばいじんによる大気汚染などの影響が考えられます。
ばいじん、粉じん、浮遊粒子状物質などは、呼吸器の疾患や、ぜんそく、肺ガンなどを発生させ、体に重大な影響を及ぼします。
ばいじん被害をなくすためには、発生源を明確にし、排出を断つことが、根本的な対策です。
市内各所から、対策を求める声が殺到していたため、六月市議会本会議で、この問題を取り上げ、改善策を求めました。土屋市議が質問しました。質疑の概要を報告します。

ばいじんの主要発生源と対策は?

 本会議では、ばいじんの主要発生源とその対策を尋ねました。
市は、「一定規模以上のばい煙を発生させる工場に、計画的に立ち入り検査を行い、規制の遵守を指導している」との答弁でした。
しかし、市内南部・東部住民を中心に、ばいじん対策を求める声が多いにも関わらず、環境調査地点では、降下ばいじんを測定する機器は設置されていません。   
これでは現状把握すらできません。市内の大気環境測定地点に、ばいじん測定機器の設置基準はあるのかどうか、質しました。

測定機器の増設を

 市は、「環境測定点の測定機器は市の裁量で設置している」と答えました。ばいじん測定は、市の判断で出来る事が明らかになりましたが、市内では南小学校しか、ばいじんを測定してい
ません。ばいじん対策を求める声の多い地域、(向丘中、曙小、手城小、箕島、大津野小、培遠中など)で、測定機器を増設し、現状把握を強化するよう求めました。


 降下ばいじんの測定状況。図は、市内の降下ばいじん測定地点。これ以外に18ヶ所(福山市全域では27ヶ所です)の大気環境調査地点がありますがばいじん測定点は、9ヶ所、市内全域でも10ヶ所しかありません 図は「福山の環境2004年度版」より

ことばの説明
ばいじんとは?・・・大気中に存在する粒子状物質には、物の燃焼に伴って発生する「ばいじん」と、物の機械的処理(破砕、選別等)や、たい積場から発生・飛散する「粉じん」があります。このうち、粒子が大きく、雨や重力で、短い時間のうちに地上に降り積もるものを「降下ばいじん」と言います。また、粒子が小さく、長時間、空気中に浮遊するものを「浮遊粉じん」と言います。浮遊粉じんのうち、大きさが、直径10μm(10マイクロメートル=0.01mm)より小さいものは、「浮遊粒子状物質(SPM)」と呼ばれています。これらは吸い込むと、肺ガン・気管支喘息などの呼吸器系疾患を起こし、人体に重大な悪影響を与えます。

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